外壁塗装で使用する塗料には、さまざまな種類があり、それぞれ耐久性や耐用年数、価格などの特徴が異なります。
今回は、ハイグレードな塗料に位置付けられる「フッ素塗料」の特徴やメリット・デメリットを解説します。
外壁塗装の「フッ素塗料」の特徴
外壁塗装で使用されるフッ素塗料の主成分は合成樹脂であり、主成分の中にフッ素が含まれています。蛍石を原料としたフッ素樹脂が配合されていることが多く、外壁塗装で使われる塗料の中では比較的高価な塗料に位置付けられるでしょう。
高い塗料ではあるものの、大型ビルやタワーに加え、飛行機やフライパン、戸建て住宅など、さまざまなところで活用されています。
フッ素塗料の最大の特徴ともいえるのが、耐久性の高さです。ウレタン塗料やシリコン塗料と比べると、耐久性が高いことから、昨今は一般住宅でも幅広く採用されています。
実際、定期的なメンテナンスが難しいような高層ビルやタワー、大型の吊り橋や、飛行機などにも使用されており、フッ素塗料の耐久性の高さがわかるでしょう。
外壁塗装で「フッ素塗料」を使うメリット
外壁塗装で使用されるフッ素塗料は優れた耐久性を誇り、幅広いところで活用されています。
ここでは、フッ素塗料を使う3つのメリットを詳しく見ていきましょう。
耐久性が高い
外壁塗装で使用するフッ素塗料の最大のメリットともいえるのが耐久性の高さです。外壁は、常時紫外線や雨風に晒されている過酷な環境下にあります。
紫外線と酸性雨によって、外壁の劣化が進み、外壁がひび割れたり、カビや藻が発生したり、さらには白亜化(チョーキング現象)が起きたりすることがあります。
劣化した外壁を、そのまま放置していると雨漏りなどが発生して、家の寿命が短くなってしまいます。
そのため、外壁塗装工事を行うときは、耐久性の高いフッ素塗料を選ばれる方が多いです。
耐用年数が長い
フッ素塗料は耐久性が高いことから、耐用年数が長いのもメリットといえるでしょう。
耐用年数というのは、メンテナンス無しでどれだけの期間を耐えられるかという一つの指標です。耐用年数が長いほど、塗料自体の寿命が長いことになり、家を長期的に守ることが可能です。
なお、一般的にはフッ素塗料の耐用年数は12~20年と言われています。
メンテナンス費用を抑えられる
フッ素塗料は耐用年数が長いので、その分メンテナンス頻度を抑えられることから、トータルでかかるメンテナンス費用を抑えられるのがメリットです。
耐用年数が短い塗料の場合、何度も外壁塗装工事が必要になり、その都度足場を組んだり、下地を補修したり、塗装したりしなければならず、回数が多いほどトータルでかかる費用が高くなるのです。
たとえば、耐用年数が7年の塗料を使って外壁塗装をする場合、20年の間に3回程度の外壁塗装工事が必要となります。一方、フッ素塗料の場合は耐用年数が12~20年なので、1回もしくは0回のメンテナンスで済むのです。
そのため、合計の外壁塗装工事費用を計算すると、実はフッ素塗料のほうが安く済むといったことも珍しくありません。
外壁塗装で「フッ素塗料」を使うデメリット
外壁塗装で使用するフッ素塗料を使うデメリットを見ていきましょう。
価格が高い
フッ素塗料は、他の塗料と比べると価格が高いので、どうしても初期費用が高くなります。もちろん、耐久性が高いので、メンテナンス頻度を抑えられることから、トータルでかかる費用を抑えられるといったメリットはあります。
とはいえ、一度に支払う費用をできるだけ抑えたい方にとっては、フッ素塗料の価格はデメリットに感じてしまうかもしれません。
他の塗料と比べると価格が高い傾向にあるものの、耐久性が高かったり、耐用年数が長かったりすることから、デメリットをカバーできるほどのメリットを感じられるでしょう。
「フッ素塗料」を使った外壁塗装を安くする方法とは
外壁塗装において、耐久性の高さや耐用年数の長さなど、さまざまなメリットがあるフッ素塗料ですが、他の塗料よりも高いことから諦めてしまう方もいるでしょう。
ここでは、フッ素塗料を使った外壁塗装を安くする方法を詳しく紹介します。
屋根リフォームと同時に工事する
フッ素塗料を使って外壁塗装を行う際、できるだけ費用を抑える方法として挙げられるのが屋根リフォームとの同時工事です。
通常、外壁塗装工事、屋根リフォーム、いずれの場合も足場を組んで作業することが一般的です。つまり、外壁塗装と屋根リフォームを別々で行う場合、それぞれの足場代がかかってしまうのです。
しかし、屋根リフォームと併せて外壁塗装を行えば、1回分の足場代で済むので、トータルでかかる費用を抑えられます。
また、施工店によっては、屋根リフォームとの同時作業を依頼する場合、値引き交渉を受けてくれる可能性があります。
「フッ素塗料」の外壁塗装が得意な業者を探す
フッ素塗料を使って外壁塗装を安く行いたい場合は、フッ素塗料の外壁塗装が得意な業者を探すのがおすすめです。
ひとえに、外壁塗装業者といっても、取扱塗料メーカーが違っていたり、仕入れ単価が異なっていたりします。
フッ素塗料を使った外壁塗装が得意な業者であれば、これまでの施工実績から仕入れにかかるコストを抑えられており、施工費用が割安になっている可能性があるのです。
また、フッ素塗料で有名な塗料メーカーであるAGCコーテック株式会社では、フッ素塗料を扱う高い技術を持った施工店に対して、公式に認定証を発行しています。
技術の高さだけでなく、品質管理なども評価されるため、認定された施工店はフッ素塗料を扱う優良店であるといえます。
スマートホームは、フッ素塗料メーカーのAGCコーテック株式会社より、塗装技術や品質管理が高く評価され、公式認定を受けています。
スマートホームでは、これまでにフッ素塗料を使った外壁塗装工事の実績が多数があり、高品質な工事を行ってきました。
藤沢はもちろん、茅ケ崎や寒川町、横浜など、神奈川県全域で外壁塗装・屋根リフォームに対応しているので、フッ素塗料が気になる方はぜひご相談ください。
外壁塗装で「フッ素塗料」を選ぶときの注意点
ここでは、外壁塗装でフッ素塗料を選ぶときの注意点を紹介します。
複数の業者から見積もりを取る
フッ素塗料を使った外壁塗装に興味がある方は、まず複数の業者から見積もりを取りましょう。1社からしか見積もりを取らない場合、その見積もり金額が適切かどうか判断できません。
さらに、見積もりが複数あった方が値引き交渉がしやすくなり、よりお得に外壁塗装工事を依頼できるでしょう。
藤沢を含む神奈川県で外壁塗装・屋根リフォームを得意としているスマートホームでは、相見積もりをおすすめしています。ぜひ弊社からの見積もりと他社様の見積もりを比べてみてください。
そのほか、他社の見積もりが適切かどうかなどの相談にも無料で対応しているので、ぜひお問い合わせください。
無料見積もり・診断に対応している業者に依頼する
外壁塗装を依頼するときは、無料見積もりや無料診断に対応している業者に相談しましょう。
外壁塗装は、建物の状態や敷地条件、塗料や作業日数などによって金額が大きく異なります。そのため、適切な見積もりを提示するためにも、事前に無料で建物診断を行うのが一般的です。
ただ、業者によっては、診断費用がかかることがあったり、見積もりを取るだけでもお金がかかったりすることがあります。
外壁塗装にどれくらいの費用がかかるのか知りたいだけにもかかわらず、見積もりや診断にお金がかかってしまうのは納得できない方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装を依頼するときは、可能な限り、無料見積もりや診断に対応している業者に依頼するのがおすすめです。
なお、スマートホームでは、無料見積もりはもちろん、ドローンを使った無料診断にも対応しています。適切な見積もり金額をご提示するためにも、しっかりと建物の調査を行いますので、お気軽にご相談ください。
藤沢で「フッ素塗料」を使った外壁塗装をするならスマートホーム
フッ素塗料は、外壁塗装で使用する塗料の中でもハイグレードな塗料に位置付けられており、耐久性に優れ、耐用年数が長いのが特徴です。
耐久性が高いので、定期メンテナンスの頻度が少なくて済み、家のメンテナンスに結果的にかかる費用を抑えられるのがメリットでしょう。
とはいえ、フッ素塗料を使った外壁塗装を依頼するときは、しっかりと施工実績がある業者を選ぶことが大切です。スマートホームでは、藤沢や茅ケ崎をはじめとする神奈川県全域で、フッ素塗料を使った外壁塗装の実績があります。
もちろん、フッ素塗料以外にもさまざまな塗料を扱っているので、外壁塗装を検討されている方は、ぜひスマートホームにご相談ください。