外壁塗装

外壁のメンテナンスはどうやる?かかる費用や注意点も詳しくご紹介

「外壁のメンテナンス方法を知りたい」

「外壁のメンテナンスにかかる費用を知りたい」

外壁について、そろそろメンテナンスが必要ではないか?とこうお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

大切な住宅の寿命を維持するためにも、定期的な外壁メンテナンスは必要です。

この記事では、外壁のメンテナンス方法や費用はいくらくらいか、また注意点などをご紹介します。

ぜひ、外壁メンテナンスの参考になさってください。

外壁のメンテナンス方法とかかる費用相場

外壁のメンテナンス方法には、主に以下のような内容があります。

 

・定期的な掃除

・コーキングの点検・補修

・外壁塗装

・外壁の張り替え

・外壁の重ね張り

 

以下にて、それぞれの方法についてかかる費用相場を含めてご紹介します。

ただし、実際にかかる費用は工事を行う業者や外壁の状態によって変動するため、契約前によく確認しておきましょう。

定期的な掃除

外壁は風雨にさらされて汚れが付着してしまうため、定期的に掃除をする必要があります。

外壁の汚れを放置すると、塗膜の防水性が低下して雨漏りが発生する場合があるのです。

日頃のメンテナンスでは、ホースで水を出しながらスポンジと中性洗剤を使って外壁の汚れを落とすようにしましょう。

自分で掃除を行う場合は、費用は道具の購入費のみでよいです。

業者に外壁掃除を依頼して高圧洗浄を行う場合は、1平方メートルあたり100〜300円ほどかかります。

コーキングの点検・補修

外壁のコーキングの点検や補修も住宅を守るために必要です。

コーキングとは、外壁材の隙間を埋める充填材のことです。

コーキングに割れや剥がれなどが起きていたら、補修を行います。

基本的に、コーキングは5〜10年おきに交換する必要があります。

ただし、以下のような劣化症状が発生していたら、雨漏りを防ぐためにも早めの補修が必要です。

 

・剥離

・亀裂

・欠落

・チョーキング現象

 

チョーキング現象とは、コーキング材の顔料が紫外線の刺激により劣化して、表面に粉状となって現れることです。

見た目には大きな破損はありませんが、コーキングにチョーキング現象が起きている場合は雨漏りの危険性が高まります。

これ以上の劣化が進まないように補修を行いましょう。

コーキングの補修には、「打ち替え」または「増し打ち」という方法があります。

打ち替えは元のコーキング材をすべて取り外して、新たに充填材を埋めていく方法です。

1メートルあたり800〜1,200円ほど費用がかかります。

増し打ちは既存のコーキング材はそのままに、上から新たな充填材で埋めていく方法です。

費用は1メートルあたり500〜900円ほどです。

増し打ちの方がメンテナンス費用は抑えられます。

しかし、コーキングの耐久性を高めたい場合は打ち替えの方がおすすめです。

外壁塗装

外壁は定期的に塗装して、美観や耐久性を維持するようにしましょう。

外壁は10年に1度の頻度で塗装し直すのが一般的とされています。

ただし、塗膜の色あせや割れ、剥がれなどの症状が見られたら年数に関係なく補修するようにしましょう。

メンテナンス費用は、30坪の住宅で外壁塗装を依頼した場合、おおよそ60〜100万円です。

外壁塗装は使用する塗料によってかかる費用が大きく変わります。

例えば、ウレタン塗料の場合は1平方メートルあたり1,500〜2,500円ほど、シリコン塗料では1,800〜3,500円ほどとなります。

フッ素塗料を選ぶと、1平方メートルあたり約3,000〜5,000円が塗料の費用相場です。

塗料のグレードが高くなれば高くなるほど、かかる費用は高額になります。

しかし、そのぶん外壁の塗膜の耐久性や性能も上がるため、希望と予算に合ったタイプを選びましょう。

外壁の張り替え

サイディング外壁が劣化したら、張り替えを行うケースもあります。

張り替えにかかる費用相場は、30坪の住宅で150〜300万円ほどです。

張り替えは劣化した外壁材をすべて撤去して下地から補修できるため、施工後は新築のように耐久性の高い状態になります。

しかし、費用が高額になるため、可能であれば以下の「重ね張り」でメンテナンスできる場合があります。

外壁の重ね張り(カバー工法)

外壁材がひどく劣化していなかったり、下地に問題がなかったりした場合は、重ね張りで対応できます。

「張り替え」とは異なり、元の外壁材の上から新しい素材をかぶせていく工法です。

そのため、外壁の重ね張りにかかる費用は同じ30坪の住宅でもおおよそ100〜200万円です。

重ね張りは張り替えよりも工期が短く済み、廃材もほぼ出ないためメンテナンス費用をより抑えられます。

ただし、外壁同士の隙間に結露ができやすかったり、建物の状態によっては施工ができなかったりします。

重ね張りでの外壁メンテナンスをお考えの際は、業者とよく相談をして住宅に適していると判断できたら施工するようにしましょう。

外壁塗装のメンテナンスを行う際の注意点

外壁塗装のメンテナンスを行う際は、トラブルを避けるために以下のような内容に注意しておきましょう。

 

・高圧洗浄機の扱いに注意する

・業者選びを慎重に行う

・メンテナンスフリーに騙されない

 

それぞれの注意点について、以下でより詳しく解説しますのでぜひ参考になさってみてください。

高圧洗浄機の扱いに注意する

外壁材の中でも、サイディング外壁は強い力を加えると塗膜が劣化しやすいため、日頃のメンテナンスでの高圧洗浄は避けておきましょう。

また、築年数が古い住宅の外壁も強い刺激に弱いため、高圧洗浄機での掃除に注意が必要です。

高圧洗浄機で掃除をする際は、噴射口を外壁に近づけすぎないようにして、水圧を調整しながら行いましょう。

さらに、同じ箇所に水を長いあいだ噴射しないようにしましょう。

高圧洗浄機の使用に少しでも不安がある方は、プロの専門家に依頼して掃除を行うことをおすすめします。

業者選びを慎重に行う

外壁のメンテナンスで業者を探す際は、依頼先を慎重に選びましょう。

依頼する業者を誤ると、雨漏りが発生したり、外壁の劣化が早まったりしてしまいます。

外壁メンテナンスの業者選びの際は、以下のポイントを押さえておくと失敗が少ないです。

 

・対応が丁寧である

・施工実績が豊富である

・施工実績を開示している

・工事や料金の説明が明確である

・建設業許可や資格を保有している

 

また、外壁メンテナンスを行った友人や近隣の方がいたら、業者を紹介してもらうのもおすすめです。

実際にメンテナンスを依頼した方の評価が高ければ、優良業者といえます。

上記のポイントを押さえつつ、口コミの高い業者に依頼するようにしましょう。

メンテナンスフリーという言葉に騙されない

業者によっては、外壁素材にメンテナンスフリータイプがあるといって契約を迫るケースがありますが注意が必要です。

現在、外壁材にメンテナンスフリーの素材はありません。

ただし、メンテナンスフリーではありませんが「タイル」や「樹脂サイディング」は耐久性が高い素材です。

そのため、悪徳業者のうまい言葉に騙されないようにしなければなりません。

外壁のメンテナンスをしっかりと行い住宅の寿命をできるだけ長くしよう

外壁は適したタイミングでメンテナンスを行わないと、住宅全体の寿命を縮めてしまいかねません。

また、メンテナンスは優良業者に依頼しなければ、反対に外壁を劣悪な環境にしてしまう場合があります。

今回ご紹介したポイントを参考にして、業者選びをしてみてください。

外壁は長いあいだ紫外線や風雨にさらされるため、定期的にメンテナンスを行い、耐久性と美観を維持するようにしましょう。

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