「せっかく外壁塗装をするなら、おしゃれな見た目にしたい」「おしゃれな外壁塗装にしたいけれど、何をしたらいいのだろう?」など、おしゃれな外壁塗装について気になっている方も多いでしょう。
おしゃれな外壁塗装を実現するためには、色やスタイルにこだわることが大切です。
そこで、今回は、おしゃれな外壁塗装の施工事例を写真付きで紹介します。さらに、ポイントやコツについても解説していくので、ぜひ参考にしてください。
おしゃれな色使いがわかる!外壁塗装の施工事例12選
おしゃれな外壁塗装といっても、さまざまな例があり、具体的にどのような仕上がりにしたいかをイメージすることが大切です。
ここでは、人気色のおしゃれな外壁塗装の施工事例を紹介しながら、ポイントを解説します。
【ホワイト系】清潔感を演出できる
ホワイト系の外壁塗装は、明るく清潔感のある印象を与えられます。
施工事例
アステックペイント シリコンREVO1000 ホワイトリリー
明度が高く、黄みがやや強めの白となっており、やわらかさとぬくもりを感じられます。
優雅で上品な印象があり、洋風の住宅はもちろん、和風の住宅とも相性がよい白となっています。
施工事例
アステックペイント フッ素REVO1000-IR クールホワイト
清涼感のあるソフトな白で、建物全体に清潔感と明るさをもたらしています。ニュートラルな白色となっているため、サッシやドアなどのほかの色と合いやすく、おしゃれにまとまっています。
【ベージュ系】落ち着いていてやわらかな見た目になる
ベージュも人気色の一つであり、やわらかな印象を与えてくれることが特徴です。また、汚れが目立ちにくいことも魅力として挙げられます。
施工事例
アステックペイント フッ素REVO1000-IR サンダルウッド
やや白みがかったライトなベージュカラーで、優しい印象に仕上がっています。外壁全体はベージュですが、やや色味の異なる2色を組み合わせることで、おしゃれな印象にまとまっています。
施工事例
アステックペイント シリコンREVO1000‐IR ブロークンホワイト
白をベースにやや黄みが足されたベージュとなっており、和風・洋風どちらの建物にもマッチする万能色です。
白みにの強いベージュは膨張色にあたり、建物全体を大きく見せてくれる効果もあります。
【グレー系】モダンでスタイリッシュな印象に
グレーは、シックで都会的な印象をもたせたい方におすすめの色です。
施工事例
水谷ペイント ナノコンポジット
ナノコンポジットは、防藻・防カビ・耐変色性などの効果がある高機能な塗料です。さらに、雨を使って汚れをセルフクリーニング機能が付いているため、長期間美しい外壁を維持できます。
こちらの事例は、やや青みがかったグレーを採用しており、木目との相性もよいため、オリジナリティがありながらおしゃれにまとまっています。
施工事例
アステックペイント フッ素REVO1000-IR N-45
濃いグレーの塗料が使用され、3度塗りでムラなくきれいに仕上げられています。
色あせや白っぽさがなくなり、都会的で落ち着いた印象となっています。白がアクセントとなっており、かわいらしさをプラスしていることもポイントといえるでしょう。
【ブラウン系】和風の住宅との相性がよい
ブラウンは和風・洋風どちらのテイストとも相性がよく、ナチュラルで落ち着いた印象を与えてくれます。
施工事例
レンガとブラウンの組み合わせがおしゃれな印象を引き立てる
全体はブラウンで統一しながら、色味の異なるブラウンやレンガがアクセントとなっているおしゃれな事例です。
異なる色の組み合わせではなく、トーンや素材の違いを生かすことで、バランスよく仕上がっているのも特徴です。
施工事例
アステックペイント シリコンREVO1000-IR 17ー70H
ややベージュっぽさを感じられるブラウンで、全体に塗装しても重い印象になりすぎないことが特徴です。
ブラウンと黒の相性もとても良く、おしゃれな雰囲気の仕上がりになります。黒がアクセントとなりつつ、ブラウンの優しい色合いがプラスされて絶妙なバランスでおしゃれな印象になっています。
【ツートンカラー】おしゃれな外壁にしたい方に人気
ツートンカラーは、異なる2色を組み合わせることで、おしゃれな印象を与えられることが特徴です。
単色ではなく、「せっかく外壁塗装をするなら配色を工夫したい、おしゃれに仕上げたい」といった方に人気があります。
施工事例
ブルー×ホワイトのツートンカラー
鮮やかな色を単色で使用すると目立ちすぎるケースが多いですが、ベーシックなカラーであるホワイトをベースにブルーを組み合わせることで、バランスのよいツートンカラーとなっています。
原色を取り入れてみたいという方は、ツートンカラーで落ち着いた印象のある色を組み合わせてみるとよいでしょう。
施工事例
ブラック×ホワイトのツートンカラー
ツートンカラーといってもさまざまな配色があり、こちらの事例では正面と側面で異なる色を採用していることが特徴です。
家を見る方向によって印象が変わるため、飽きのこないオリジナリティのある仕上がりになっています。
【アクセントカラー】個性をプラスできる
個性を発揮しやすい色や素材は、アクセントとして一部だけに取り入れるとおしゃれに仕上がります。
施工事例
アクセントにブラウンを採用した事例
全体に塗装すると重い印象になりがちな濃いブラウンを、一部分だけに取り入れている事例です。
同系色にあたる淡いベージュと組み合わせることで、まとまりのある温かな印象に仕上がっています。
施工事例
レンガをアクセントとして活かした事例
もともと使用されている素材やパーツをアクセントとして使用するテクニックもあります。
こちらの事例では、外壁自体をベージュ、アクセントとしてタイル柄を組み合わせることで、海外風のおしゃれな印象に仕上がっています。
外壁の代表的なスタイル6選!特徴とおしゃれにするためのポイント
外壁塗装をおしゃれに仕上げるためには、単に色を選ぶだけではなく、どのようなスタイルに仕上げたいかをイメージすることが大切です。
ここでは、外壁の代表的なスタイル6つの特徴とおしゃれにするためのポイントを解説します。
ツートンスタイル
ツートンスタイルは、異なる2色を組み合わせることで、外観に個性やおしゃれさをもたらすスタイルです。
1階と2階の上下で配色を分ける定番の方法のほか、縦のラインで色を塗り分けたり、ベランダやバルコニーで色を分けたりする方法があります。
木目調スタイル
木目調スタイルは、外壁に木の模様や質感をデザインするスタイルです。
木目調に塗装することで、自然の風合いを表現でき、ナチュラルで温かみのある印象になります。
モダンスタイル
都会的でスタイリッシュな印象にしたい方は、モダンスタイルがおすすめです。装飾が少なくすっきりしたデザインが特徴であり、モノトーンカラーをベースとしたものや、淡いカラーをベースにしたナチュラルな印象のモダンスタイルなどがあります。
凹凸をなるべくなくして、直線的に仕上げるため、近代的で無駄のない印象になります。
和風スタイル
日本の伝統的な要素を取り入れた和風スタイルは、根強い人気があります。屋根材に瓦を採用したり、外観の一部に木材や和紙、格子などを取り入れたりするのが特徴です。
重厚感があり落ち着いた雰囲気を醸し出せるうえに、飽きのこないスタイルであることが魅力です。
洋風スタイル
ヨーロッパやアメリカなどの建築スタイルの要素を取り入れているのが洋風スタイルです。石やレンガを外壁の一部に取り入れている、シンメトリーなデザインであるといった特徴があります。
ただし、洋風スタイルといってもアメリカンスタイル、南欧デザイン、北欧デザイン、ブリティッシュデザインなどさまざまなパターンがあります。
実現したい洋風スタイルのデザインを、具体的にイメージしておくのがおすすめです。
ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルは、自然素材や自然の風合いを取り入れ、温かみのある印象に足上げることが特徴です。
自然素材にあたる木材や石などを取り入れつつ、淡い色でまとめるのが定番のスタイルです。
自然に溶け込むような落ち着いた雰囲気にしたい方にピッタリのスタイルだといえるでしょう。
おしゃれな外壁塗装にするためのコツ
最後に、おしゃれな外壁塗装に仕上げるためのコツを見ていきましょう。
色は3~4色以内でまとめる
外壁塗装をおしゃれに仕上げるためには、使用する色を3~4色以内に抑えることがポイントです。魅力的な色が多いからといって多くの色を使いすぎると、統一感がなくなり、雑多な印象になってしまう恐れがあります。
少ない色数であれば、シンプルながらも洗練された印象にまとめやすくなります。
なお、サッシや玄関ドア、屋根などに使用している色も含めて、3~4色以内でまとめることを意識しましょう。
原色はポイントで使用する
外壁塗装で原色を使う際は、全体に採用するのではなく、ポイントとして取り入れるのがおすすめです。原色と外壁全面に塗ってしまうと奇抜な印象になりがちで、周囲との調和が取りにくいからです。
たとえば、家全体はベーシックなカラーを採用し、玄関扉や窓枠、ベランダ部分などに原色を取り入れることで、家全体にメリハリが生まれ、おしゃれな印象に仕上げやすくなります。
カラーシミュレーションを行う
外壁塗装を始める前に、カラーシミュレーションを行うこともおしゃれに仕上げるコツの一つです。
カラーシミュレーションを行うことで、選んだ色が外壁に塗ったときにどのように見えるかを事前に確認することができます。また、サッシや玄関ドアなどとの組み合わせによる全体のバランスもチェックできるでしょう。
外壁塗装の施工後にイメージの相違で後悔しないためにも、丁寧にカラーシミュレーションを行うようにしてください。
周辺との調和を意識する
外壁塗装をおしゃれに仕上げるためには、周辺環境との調和を意識することも重要です。
たとえば、和風の住宅が多い場所に、モダンスタイルの住宅があると違和感が出てしまうかもしれません。
外壁塗装は色を施主が自由に決められるものですが、家の立地や近隣の建物の色とバランスを考慮したうえで色選びをすることで、違和感のない自然な仕上がりを実現しやすくなります。
まとめ
今回は、おしゃれな外壁にするためのコツやポイントについて解説しました。
外壁塗装で住宅の外観がおしゃれになると、生活が楽しくなったり、家に愛着が持てたりするメリットがあります。
今回紹介した複数の施工事例を参考に、好みの色やテイストを具体的にイメージして、納得できる外壁塗装を進めてみてください。