外壁塗装を検討しているものの、いろいろな種類の塗料があり、どれを選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装で使用される塗料は、それぞれ価格や特徴が異なるので、予算や条件に合った塗料を選ぶのがポイントです。
今回は、外壁塗装で使用される塗料の中から、ラジカル制御塗料の特徴を紹介します。
さらに、ラジカル制御塗料を選ぶメリットやデメリットについても、併せて見ていきましょう。
外壁塗装のラジカル制御塗料とは
ラジカル制御塗料はラジカル制御型の酸化チタンが含まれた塗料であり、優れた耐久性を誇っています。
ただ、「ラジカル制御型の酸化チタンが含まれた塗料」といっても、実際にどのような塗料なのか、わからない方が多いでしょう。
そもそも、外壁塗装で使用される塗料には顔料が含まれています。そして、顔料に紫外線や酸素が触れるとラジカルという因子が発生します。
化学反応によって発生したラジカルは、外壁塗装の塗膜や主成分である樹脂を傷つけて劣化させてしまうのです。ラジカルによって、塗膜がどんどん劣化してしまい、結果的にチョーキング現象(白亜化)が生じてしまいます。
ラジカル制御塗料には、「酸化チタン」や「光安定剤」といった成分が含まれており、これら2つの成分によって、ラジカルの発生を抑制しています。
そのため、ラジカル制御塗料を使って外壁塗装を行うと、ラジカルが発生しにくくなり、結果的に塗膜を守ることができるので外壁の劣化を防ぐことが可能です。
外壁塗装で使用するラジカル制御塗料の5つのメリット
ラジカル制御塗料は、劣化の原因となるラジカル因子の発生を抑制できる塗料であり、昨今はその耐久性の高さから、幅広いところから注目を集めています。
とはいえ、外壁塗装でラジカル制御塗料を使うと、どのようなメリットがあるのか、具体的にはわからない方も多いでしょう。
ここでは、外壁塗装でラジカル制御塗料を使う3つのメリットを紹介します。
1.チョーキングが起こりにくい
ラジカル制御塗料に含まれる酸化チタンや光安定剤によって、劣化の原因となるラジカルの発生が抑制されて、外壁や塗膜の劣化を抑えることができます。
そして、結果的にチョーキング現象の発生を抑制できるのです。ラジカル制御塗料を使用することで、チョーキング現象が起きにくくなるので、外壁を長期間綺麗な状態で維持しやすくなるでしょう。
2.防汚性が高い
外壁塗装で使用されるラジカル制御塗料は、紫外線などによる劣化を防ぐ効果に加え、艶がある塗膜によって汚れがつきにくいのが特徴です。
ほこりや花粉だけでなく、藻が付着しにくいことから、美観を保ちやすいのがラジカル制御塗料のメリットともいえるでしょう。
3.防カビ性に優れている
ラジカル制御塗料の塗膜は艶があるので、カビの付着も抑制することが可能です。
カビが付着しにくくカビが根付きにくいので、カビの発生を抑えられるのも、ラジカル制御塗料を使うメリットといえるでしょう。
外壁塗装でラジカル制御塗料を使うデメリット
外壁塗装で使用するラジカル制御塗料には、チョーキング現象の抑制効果や、優れた防汚性、防カビ性といったメリットがあります。しかし、メリットだけでなくデメリットがあるのも事実であり、外壁塗装で使用する塗料を選ぶときは、デメリットについても理解しておくことが大切です。
ここでは、ラジカル制御塗料の2つのデメリットを見ていきましょう。
1.取扱い業者が少ない
ラジカル制御塗料は、一般的なアクリル塗料やシリコン塗料と比べると新しい塗料なので、取扱い業者が少ないのがデメリットとして挙げられます。劣化を防げる塗料として注目されている塗料ではあるものの、まだまだ新しい塗料であることから、対応している業者が少ないのです。
藤沢や茅ケ崎を含む神奈川県で、屋根・外壁塗装を得意としているスマートホームでは、ラジカル制御塗料を扱っています。ラジカル制御塗料が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
2.濃い色にできないことがある
ラジカル制御塗料には酸化チタンが含まれています。
その酸化チタン自体が白い顔料なので、塗料メーカーや製品によっては、濃い色にできないことがあります。
白や明るめの外壁色が良いという方であれば問題ありませんが、黒色や紺色といった暗めで濃い色を選びたい方は、希望の色を選択できないことがあるので注意が必要です。
なお、スマートホームでは、さまざまな種類の塗料のカラーサンプルをご用意しています。実際に目で見て確かめられるので、ぜひお気軽にサンプルをご確認ください。
外壁塗装でラジカル制御塗料を選ぶときの注意点
ここでは、外壁塗装でラジカル制御塗料を選ぶときの注意点を詳しく見ていきましょう。
ラジカル制御塗料を使った外壁塗装の施工実績がある業者を選ぶ
外壁塗装でラジカル制御塗料を選ぶときは、施工実績がある業者に相談しましょう。というのも、外壁塗装の場合、業者や職人の技術によって、仕上がりに差が出ることが多いのです。
高性能なラジカル制御塗料であっても、適切な手順で塗装されなければ、本来の効果を発揮できない可能性があります。
そのため、ラジカル制御塗料を使った外壁塗装を検討するときは、施工実績がある外壁塗装業者に依頼しましょう。
なお、スマートホームでは、これまでにラジカル制御塗料を使った外壁塗装の施工実績が多数あります。豊富な知識と経験を持った自社の職人が施工いたしますので、クオリティの高い工事を提供いたします。
そのほかの塗料と比較する
ラジカル制御塗料であれば、劣化の原因であるラジカル因子の発生を抑制できるので、紫外線などによる劣化を防ぐことが可能です。
とはいえ、外壁塗装には、フッ素塗料や無機塗料といったさまざまな塗料があるので、予算や希望に合った塗料を選ぶのが大切です。
スマートホームでは、お客様から予算と希望をしっかりとヒアリングしたうえで、ぴったりの塗料をご提案いたします。
代表的なラジカル制御塗料
ここでは、外壁塗装で使用するラジカル制御塗料の代表例を見ていきましょう。
日本ペイントのパーフェクトトップ
引用:日本ペイント
日本ペイントのパーフェクトトップは、独自のラジカル制御技術が採用されており、すぐれた耐久性を誇ります。さらに、親水化技術によって、雨だれ汚染を防げるのもパーフェクトトップの特徴といえるでしょう。
エスケー化研のエスケープレミアムシリコン
引用:エスケー化研
エスケー化研のエスケープレミアムシリコンは、優れた耐候性、耐久性、防カビ性を誇るラジカル制御塗料です。特殊なシリコン樹脂塗料によって、光沢感のある仕上がりを実現し、外壁の美観を維持できます。
関西ペイントのアレスダイナミックTOP
引用:関西ペイント
関西ペイントのアレスダイナミックTOPには劣化原因の物質であるラジカルの発生を抑える独自技術が採用されており、優れた耐候性を誇ります。さらに、高性能シリコンレジンによって、紫外線劣化を抑制できるほか、UVトラップで紫外線の影響を無害化することが可能です。
藤沢で外壁塗装するならスマートホーム
外壁塗装を検討するなかで、外壁塗装業者からさまざまな塗料を提案されることがあります。
とはいえ、どの塗料が家に合っているのか、どの塗料を選べばいいのか、わからない方が多いのではないでしょうか。
スマートホームでは、ラジカル制御塗料はもちろん、アクリル塗料やフッ素塗料、無機塗料やナノテクノロジー塗料など、さまざまな塗料を扱っています。
事前にしっかりとご要望をヒアリングし、ぴったりの塗料をご提案いたします。
藤沢や茅ケ崎を含む神奈川県全域に対応しているので、外壁塗装を検討されている方は、お気軽にご相談ください。