神奈川県藤沢市鵠沼松が岡にて雨樋交換（縦樋・軒樋）と基礎の塗装をしました。
Before After
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
施工方法
雨樋交換
施工前
施工前の雨樋は、過去の雪の重みで湾曲・歪みが起きていました。また砂や木の枝が蓄積され、サビも発生しており劣化が見受けられました。
仮設足場の設置
まず、仮設足場を設置します。安全のためと、ホコリなどが飛散にしないようにするためです。仮設足場の周りを養生ネットで覆います。
雨樋の撤去
もともと設置されていた軒樋と縦樋、集水器などを取り外し、撤去します。
釘穴の補修
撤去した受け金具のあとの釘穴を埋める作業をします。シーリングやパテなどを使用し、穴の補修作業をします。
受け金具を設置
受け金具を設置します。受け金具は、最初に両端のみ設置し軒樋を直線に設置できるように両端の受け金具から糸を張ります。（墨出し作業といいます。）そうすることで、直線のラインを見出すことができます。またその際に、集水器に向かって勾配をつける必要があります。勾配をつけることで雨水がスムーズに集水器に集まります。
軒樋の長さ調整
軒樋は実際に必要な長さよりも、長い状態で届けられます。お客様の物件に合うサイズにカットして、適切な長さに調整します。
数年前までは軒樋が半円の形状をしているものが一般的に普及されていました。しかし近年では四角い形状をした軒樋が人気です。デザイン性も高く、半円よりも多い量の水を排水することが可能です。
軒樋設置
軒樋を設置します。
止まりや継手を設置
止まり、継手を設置します。
集水器やエルボの設置
集水器やエルボを設置します。
縦樋の設置
縦樋を設置します。
最後に雨水がきちんと排水されるかの確認作業をします。（散水テスト）問題なく流れることを確認したら、雨樋交換は完成です。
基礎塗装
高圧洗浄
まずは高圧洗浄をします。旧塗膜が剥がし、下地を綺麗に整えます。
ケレン
ケレン作業します。ケレンとは素地調整を行うことです。また下塗り塗料との密着性が高くなります。
下塗り
下塗りをします。「水性シリコン浸透ガード（日本ペイント）」という塗料を使用しました。コンクリート用に開発された塗料です。透湿性が高く、膨れやはがれの心配がありません。防藻・防カビの機能も優れています。
上塗り
上塗りをします。合計2回塗りをして完成です。
今回こちらの物件では、火災保険を利用しての工事でした。破損箇所が無事に認定され、自己負担額のない（0円補修）工事でした。
こちらの記事では、火災保険を使った修繕工事のご紹介をしてますので是非ご覧ください。
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